筆者の話です。
退職が決まり、送別会をめぐって職場の空気に、少し居心地の悪さを感じていました。
何気ない一言が、思ってもみなかった形で残ります。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

気まずい空気

「送別会、どうする?」
退職が決まってから、周囲にそう聞かれることが増えました。
結婚を機に退職することが決まり、私は職場を離れることに。
ただ、辞める本人に聞かれても判断しづらく、正直どう答えていいかわかりません。
誰かが自然に動いてくれるものだと思っていたのに「まずは自部署で音頭を取るのがいいよね」という声で話が止まり、職場には曖昧な空気だけが漂っていました。

誰も動かない

昼休みや業務の合間に、その話題が出ることはあります。
けれど「どうする?」で止まり、話は先に進みません。
私は気になりながらも、自分は切り出す立場でもないと思い、様子を見ていました。
送別される側なのに、なぜか空気を読む側に回っている感覚。

これまで自分がやってきたことは、誰の役にも立っていなかったのかもしれない。
そんな気持ちまで日を追うごとに少しずつ積み重なっていきました。

さらに、他部署の知人からは「送別会いつ?」と無邪気に聞かれ続け、答えに窮する日々。

何度も迷った末に、ある日、後輩に相談するような気持ちで声をかけてしまったのです。
「自分から言うのも心苦しいんだけど……送別会ってあるのかな? みんなに聞かれてしまって」

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.