筆者の話です。
ある休日、夫が「休日は俺が作る!」と料理を担当することになりました。
おいしかったはずの食卓が、思わぬ1枚の紙で空気を変えていきます。
画像: 夫「休日の料理は俺が作る!」確かにおいしかった。でも──妻が『言葉を失ったワケ』は

休日宣言

「これからは休日には俺が料理を作るよ」
ある休日、夫がそう言い出しました。
買い物から調理まで、すべて自分に任せてほしいと言います。
平日は私が仕事と家事を同時に回しているため、正直なところ助かる気持ちもありました。
夫なりに負担を減らそうとしてくれているのだと思い「じゃあお願いしようかな」と返し、口出しせずに見守ることにしたのです。

並ぶ料理

そういえば夫は、大学時代にホテルの厨房でアルバイトをしていました。
本人いわく「料理は嫌いじゃない」とのこと。
その言葉を思い出した矢先、キッチンからは、いつもより時間をかけている様子が伝わってきます。
フライパンの音や、調味料の香りが重なり、自然と期待が高まりました。

テーブルに並んだのは、彩りのよい料理が何品も。
盛り付けも丁寧で、外食のような雰囲気でした。
一口食べると、確かにおいしい。
「すごいね」と声をかけながらも、普段は買わない食材や量の多さが目に入りました。
冷蔵庫の野菜室が、ふと頭に浮かびます。
胸の奥が、どこか落ち着かないまま食事を続けていました。

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