ママチャリで転倒し、泣く子どもと起こせない自転車を前に立ち尽くした筆者。その時、手を差し伸べてくれた男性は誰だったのか。半年後、思いがけない場所で再会した、心あたたまるエピソードです。
画像: 「危ない!」ママチャリ転倒! 泣く子どもを救った男性。──入学式で再会した【驚きの正体】にシビれた!

突然のアクシデント

朝の登園時間、年少と年長の子どもをママチャリの前後に乗せ、いつもの道を走っていました。
保育園まで、あと少し。気を抜いたその時、小さな段差でハンドルをガクッと取られました。

「危ない!」

反射的に左足を地面につけ、踏ん張る私。しかし、前後に子どもを乗せた自転車は想像以上に重く、バランスを崩して転倒してしまいました。

パニックになる私

前に乗っていた子は、チャイルドシートに守られて無傷。一方、後ろの子は足が外に出ているため、ヒザをぶつけて大泣きです。

早く助け出さなければと焦れば焦るほど、子どもをうまく降ろせない。自転車を起こそうとしても、重くてびくともしません。

「どうしよう、どうしよう……」アタフタしていたその時でした。

現れた救世主

「大丈夫ですか?」自転車に乗ったスーツ姿の男性が、すっと近づいてきたのです。背中にリュックを背負い、通勤途中のようでした。

「起こしますよ」そう言うと、子どもが乗ったままのママチャリを、一瞬で起こしてくれました。

さらに、泣きじゃくる長女に「痛かったね。びっくりしたよね」と、優しく声をかけたのです。

私は何度もお礼を言いました。彼は笑顔でうなずき、そのまま何事もなかったように走り去っていきました。

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