毎年恒例のイルミネーション装飾に追われる、筆者の友人Hさん。気が重い作業の中でしたが、思わぬ“助っ人”が現れたことで、心がふっとほどける瞬間が訪れました。その年のイルミネーションはいつもより少しだけ輝いて見えたそうです。
画像: 義母「うちの嫁はたくましい」便利屋扱いされてるだけ。一人屋根に登る私に、息子が見せた“男前すぎる行動”

毎年やってくる“脚立の季節”

年末が近づくと、やってくる恒例行事。
義母の強い希望によるイルミネーションの飾りつけです。
義父は他界し、夫は単身赴任中。家の屋根に電球を取り付けるのは、なぜかいつも嫁である私の仕事です。正直、脚立に登って腕を伸ばす作業はあまり気が進みません。
それでも近所の人たちに「今年も楽しみにしてるわよ」と声をかけられ、義母は毎年大張り切り。
逃げられる雰囲気ではないのです。

「うちの嫁はたくましいの!」

嫌々ながら脚立に登り、電球を握りしめて作業を進めていると、通りがかった近所の方が心配そうに声をかけてくれました。
「まあ、お嫁さん大変ねえ。大丈夫?」
その言葉にかぶせるように、義母が威勢よく言い放ちます。
「大丈夫よ! うちの嫁はたくましいの!」
……いや、たくましいんじゃなくて、“やらされてる”だけなんですけど。心の中でそう思いながらも、黙って笑うしかありません。

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