「義実家への帰省が憂鬱……」そんな思いを抱えていませんか? 結婚5年目、義母からの「嫁の仕事」という無意識の搾取に限界を迎えた筆者の友人、A子さん。沈黙を破り放った勇気あるひと言が、家族の形を変えた実体験を綴ります。
画像: 帰省で「私、家政婦じゃないです」テレビの前でくつろぐ義家族に、嫁が反撃! 直後、義父が『意外なひと言』

帰省するといつも

結婚して5年、毎年お盆と正月になると夫(K太)の実家に帰省していました。
最初の頃は「家族になれた気がして嬉しい」と思っていたのですが、年を重ねるごとに、あの家が息苦しい場所になっていきました。
理由は、義母の抱く「昔ながらの嫁像」です。
到着した瞬間から「お茶淹れて」「お風呂掃除お願いね」と次々と指示が飛びます。
義父とK太はテレビの前でくつろぎ、指示を出した義母自身も「やれやれ」と隣に座って一緒にお茶を飲み始めます。まるで私一人だけが動くことを当然のように受け入れている空気が、何より辛かったのです。

義母の理不尽なひと言に限界が訪れる

その日も、私は台所で朝食を作っていました。
義母の好み通りに味噌汁を作り、焼き魚を並べ、みんなが食べ終えたころには汗だく。
ようやく座れると思った瞬間、義母が空になった食器を前に、テレビを見ながら何気なく言いました。
「A子さん、これ下げて食器片付けたら、次はお風呂掃除お願いね」
その言葉に、私の中で何かが音を立てて切れました。
夫は黙ってスマホをいじり、助け舟も出しません。
自分は動かず、当たり前のように私にだけ仕事を丸投げする義母は、「A子さんは本当に働き者で助かるわ〜」と笑っています。

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