家族のだらしない生活態度に直面した時、あなたならどうしますか? 指摘しても直ることがなく、本人も自覚はしていても、習慣付いてしまったものを変えることはなかなか難しいですよね。今回は筆者の友人H子が体験した、ある出来事を機に生活力を身に付けていったお姉さんの成長エピソードをお届けします。
画像: だらしない姉が一人暮らしに挑戦! 2年間「明日掃除する」を先延ばしにした結果『恐ろしい現実』が!

とにかくだらしない姉

H子は、父と母と姉の4人で暮らしています。1歳違いの姉のR子は、とにかくだらしない人で、料理、洗濯、掃除のどれも苦手です。実家暮らしの頃は「R子の部屋はブラックホール」と家族の間で言っていたほどでした。

そんなR子が30歳を迎え、「そろそろ自立しないと」と一念発起。一人暮らしを始めることになりました。家族は全員「1週間で帰ってくるのでは?」と心配していたものの、意外にも料理と洗濯は徐々にできるようになり、本人も少し成長を感じていたようです。

どうしても掃除は苦手

ただひとつ、掃除だけはどうしても重い腰が上がらないままでした。

一人暮らしを始めた当初、R子は掃除機を買うことすら後回し。部屋の隅には埃が溜まり、ベランダは落ち葉が溜まっても気づかないふり。お風呂場やキッチン周りも「使ってるから汚れるのは当たり前」と自己流の言い訳をしながら、放置する日々を続けていました。

H子が遊びに行くたびに「ちょっと掃除したら?」と言っても、R子は「明日やるから~!」と軽い返事。しかし、翌日になっても明後日になっても、その明日は訪れません。そんな生活が続くこと2年。アパートの更新時期が迫り、R子は「服や家具を買いすぎて部屋が手狭になってきた」と引っ越しを決めました。

この時点では、まさかの出費が待っているとは思いもしなかったのです……。

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