家族が好きな料理と、作る側が好きな料理は必ずしも一致しません。特に揚げ物は、準備から掃除までの工程を考えると、いくら美味しくてもつい躊躇してしまいますよね。今回は、家事に奮闘する友人が興味深いエピソードを聞かせてくれました。
画像: 「揚げ物嫌いになりそう」私だけ冷え切ったご飯、食後はキッチンの掃除──ストレスが軽くなった方法とは

揚げ物デーに潜む憂鬱

我が家は、夫も子どもたちも大の揚げ物好き。
リクエストに応えて週に一度は唐揚げや天ぷらが食卓に並びます。

ジュワッと揚がる音と香りは幸せそのものですが、私の心は晴れません。
食事が終わったあと、待ち受けているのは、飛び散った油でベタベタになった床やコンロ周りの悲惨な油汚れ、そして面倒な油の処理。

作るだけで一苦労なのに、その後の掃除を思うと、腰が重くて座り込みたくなってしまうのです。

広がるモヤモヤ

もちろん、「美味しい!」と笑顔で頬張る家族を見るのは嬉しいものです。
家族には一番美味しい揚げたてを食べてほしいから、私は最後までコンロの前に立ち、全員分を出し終える頃にはもうヘトヘト。
でも、食べ終わると「ごちそうさま」の声と共にみんなリビングへ散っていきます。

取り残された私は、冷めたご飯を食べた後、一人で油汚れと格闘する羽目に。
スポンジがギトギトになる感覚にため息をつきながら、「なんで私だけ?」という理不尽さが胸の中で膨らんでいきました。

このままでは揚げ物自体を嫌いになりそうでした。

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