人から頼み事をされたとき、「力になってあげたい」と思うのは素敵なことですが、その優しさが自分自身を苦しめてしまうこともありますよね。断る勇気を持つのは、意外と難しいものです。今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。
画像: 親戚からの【お金の無心】断ろうとすると「冷たい人」責められ悩む私。夫「本当に困っている人は──」

ちょっとしたお願い

3年ほど前のことです。
突然、叔母から「生活費が足りなくて、少しだけお金を貸してほしい」と連絡がありました。

昔から知っている親戚ですし、本当に困っている様子だったので、迷わず自分の貯金から貸したのですが……

それが間違いだったのかもしれません。
叔母は、まるで私の給料日を把握しているかのようなタイミングで、毎月のように無心の連絡をしてくるようになったのです。

叔母の言葉に縛られて

「そろそろ返すね」という言葉とは裏腹に、返済は一度もありません。

さすがにおかしいと思い、勇気を出して断ろうとすると、「親戚なのに冷たいのね」「昔からかわいがってきたのに」と責め立てられます。

小心者の私はその言葉に胸をえぐられるような思いをし、「困っている叔母を見捨てる私は、冷たい人間なのだろうか……」と、自分を責め続ける日々でした。

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