皆さんは、子どもの純真無垢な質問に「どうしよう」と困った経験はありますか。適当な言葉や笑顔で誤魔化してしまう……なんてこともありますよね。今回は、筆者の友人S美が体験した子どもの小さな疑問に向き合った結果、得たものについてのエピソードをお届けします。
画像: 「何で誕生日プレゼントひとつしかくれないの?」よその子と比べる娘。その時、父がとった『行動』は

子どもが通う小学校は……

私の友人のS美は、20代前半で結婚し、中学生になる娘がひとりおり、現在結婚15年目になります。そんなS美の娘が小学生の頃のエピソードです。

S美の娘のY子が通う小学校は、いわゆる富裕層の家族が多くいる私立の学校でした。
そのため、持ち物や服装、話題なども少し金銭レベルが高く、校風に共感し、子どもの将来を考え入学させたもののS美は少々悩まされることもありました。

誕生日を迎える娘からの厳しい質問

そんなある日、S美は誕生日を迎える娘にプレゼントを考えていたところ、Y子から「うちはプレゼントひとつなのはなんで? 学校の友達は3つもらう子もいるんだって」とまっすぐにこちらを向いて質問されました。なんと答えていいか困惑してしまったS美は、「そうなんだ〜」と笑って誤魔化すことしか出来ず、もやもやした気分に……

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