これは、筆者が実際に体験した話です。
今から20数年前、社会人になるための準備として参加した外部研修での出来事。
ニコニコと笑顔が素敵な男性講師が、突如として鬼のような形相で激高!? その理不尽すぎる理由と、当時のトラウマを乗り越えて今思うことを綴ります。
画像: 「社会人になるって、こんな理不尽に耐えることなの?」講師が社会人研修で『ブチ切れた理由』に絶句

嵐の前の静けさ……? 笑顔の講師と和やかな研修風景

あれは私がまだ10代で専門学校に通っていた頃、就職活動を控えた時期に行われた「社会人研修」でのことです。
外部から招かれた男性講師は、物腰が柔らかく常にニコニコとしていて、とても人当たりの良い印象でした。
「社会人とは何か」を学ぶためのグループワークも和気あいあいと進み、教室には穏やかな空気が流れていたのです。
「優しい先生だね」なんて、友人と顔を見合わせて笑っていたのを覚えています。
しかし、その安堵は一瞬にして恐怖へと変わることになりました。
午後のグループディスカッションの最中、信じられない出来事が起きたのです。

「ふざけんじゃねーぞ!」教室を凍り付かせた突然の怒号

各班が模造紙に意見をまとめて、発表をした直後、突然として会場中に「こらぁ!!」という鼓膜が破れそうな怒号が響き渡ったのです。
顔を上げると、さっきまで仏のように微笑んでいた講師が、顔を真っ赤にして仁王立ちしていました。
「お前ら、いつまでも学生気分でいるんじゃねーぞ!!」講師は机を叩きながら激昂し、特定の班の学生たちを指さして「何が悪かったか言ってみろ!」と詰め寄り始めました。
あまりの豹変ぶりに、参加者全員が恐怖で息をのみ、会場はシーンと静まり返ってしまいました。
吊し上げられた学生たちは震え上がり、涙目になりながら立ち尽くすばかり……。

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