年末は何かと忙しない時期。仕事や家のことに追われ、余裕を失ってしまいそうになることもありますよね。しかし、そんなときでも優しさは忘れたくないものです。今回は、筆者の友人が昨年の大晦日に体験したエピソードをご紹介します。
画像: 大晦日のコンビニで「泣きそうになった」トラブル続きの仕事納め、店員さんの『たった一言』にホロリ

仕事納めの日に訪れた限界

私の仕事は、年末が繁忙期。
大晦日が近付くにつれて忙しさは増し、心も荒んでいきます。

昨年も例外ではなく、私は心身ともにヘトヘトでした。

ようやく迎えた仕事納めの大晦日も、最後までトラブルばかり。
文字通り心は折れ、体は鉛のように重くなっていました。

家路につく電車の中でも、「どうして大晦日までこんなに追い詰められているんだろう……」と、込み上げてくる感情を抑えるのに必死でした。

街はきらめきとは裏腹に

街は新年への期待に満ちた賑やかさに包まれているのに、私の心には分厚い雲がかかっているかのよう。

冷たい夜風に吹かれながら、気持ちを切り替えたくなり、私は「あたたかい飲み物でも買おう」とコンビニに立ち寄りました。

足取りも重く、「今日はもう限界かも……」と、心の中で愚痴をこぼしながら、レジに商品をコトッと置いた、そのときです。

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