友人Aの話です。
ある日、お嫁さんから「だしの取り方を教えてほしい」と連絡がありました。
息子が「母のだしはおいしいから習ってきたら?」と言ったそうで──思わぬ「料理教室」が開かれた日のことです。
画像: 嫁に息子が「母さんの『だし』を習ってきて」いや、顆粒だしなんだけど(汗)嫁に潔く白状した結果

息子の言葉に苦笑い

ある日、Aのもとにお嫁さんから電話がありました。
「お義母さんの『だし』を教えてもらえますか?」
突然の申し出に、「え? だし? 普通に顆粒だしを使ってるけど……?」と、思わず笑ってしまいました。
どうやら息子が「母のだしはおいしいから、習ってきたら?」と勧めたらしく、Aは苦笑い。
自分でも“特別なことはしていない”と思っていたので、少し恥ずかしい気持ちになりました。

即席の料理教室がスタート

お嫁さんが来る日、Aは少しだけ緊張していました。
とはいえ、用意したのは普段使っている顆粒だしと味噌だけ。
「このメーカーのだしと、いつもの味噌を入れてるだけなのよ」と見せながら、実際にお椀で味噌汁を作ってみせました。

「このくらいの濃さかな」と味見をしながら、ついでに、いつも「隠し味」に入れている調味料も出してみることに。
お嫁さんは「へぇ、味が全然違う! 同じ材料でも、ちょっとした加減で変わるんですね」と目を丸くして、Aはくすぐったい気持ちに。
短い時間でしたが、笑い声の絶えない穏やかな時間が流れました。

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