筆者の友人・恵美さん(仮名)の小6息子が、日光への修学旅行から帰宅。歴史ある名所を巡ったはずなのに、選ばれたお土産に家族で大爆笑の展開が待っていました。
画像: 息子の修学旅行土産が、まさかの“親子シンクロ”!? 夫が「俺も昔買った!」と『大興奮したもの』とは

おかえりなさい

「東照宮と華厳の滝、すごかったよ!」

2泊3日の日光修学旅行から元気に帰ってきた息子は、目をキラキラさせながら語ってくれました。

歴史と自然にふれる、小学校最後の大イベント。

恵美さんも、少し背が伸びたように見える我が子の成長をしみじみ感じていたそうです。

「はい、ママこれ」

そう言って渡されたお土産は、まさかの“猫のキーホルダー”

え? 日光で、猫?

三猿や眠り猫なら分かるけど、茶トラの猫か……と、頭の中にクエスチョンが並んだそう。

けれど、その猫には、息子なりの“かわいい”が詰まっていて、嬉し涙寸前でした。

父の記憶がよみがえる

「パパにはこれね」

続いて差し出されたのは、まさかの実物大の“十手キーホルダー”

「うわっ、俺も昔これ買ったことある!」

夫は大声をあげ、大興奮。

時を超えて、親子が同じものを選ぶという奇跡に、家族は爆笑の渦。

「御用だ御用だー!」とはしゃぐ姿に息子も大笑い。

「車の鍵につけてよ」と息子。
「いや、これでかすぎでしょ!」とパパ。

テンポよくツッコミ合う姿は、まるで漫才のようでした。

父と息子、奇跡のシンクロ

「自分のは?」と聞くと、息子はニヤリ。

「オレのは木刀!」

出た、修学旅行男子の鉄板アイテム。

「やっぱり買うよな、それ」

夫は懐かしそうに笑いました。

東照宮で徳川家康を学び、華厳の滝に圧倒され、湯葉も食べたはずなのに、選ぶのは“猫”と“武器”。

歴史的な名所を巡っても、最終的に手にするのは“予想外のチョイス”

子どものお土産って、そういうもんだよね……と恵美さんも笑ってしまったそうです。

思い出に宿る気持ち

「親子って、似るもんだね」

そう言いながら見つめ合う父と息子に、恵美さんはほっこり。

ただ喜ばせたくて選んだお土産が、まさかパパの少年時代とリンクするなんて。

旅先の名所も思い出だけど

「これ、あの時の十手だよね」って、ずっと語り継がれる家族の笑い話になる。

息子の心がこもった“個性的なお土産”が、家族の記憶にぴったりハマった瞬間でした。

【体験者:40代・女性/会社員、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:神野まみ
フリーランスのWEBライター・コラムニスト。地域情報誌や女性向けWEBメディアでの執筆経験を活かし、医療・健康、人間関係のコラム、マーケティングなど幅広い分野で活動している。家族やママ友のトラブル経験を原点とし、「誰にも言えない本音を届けたい」という想いで執筆を開始。実体験をもとにしたフィールドワークやヒアリング、SNSや専門家取材、公的機関の情報などを通じて信頼性の高い情報源からリアルな声を集めている。女性向けメディアで連載や寄稿を行い、noteでは実話をもとにしたコラムやストーリーを発信中。

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