自分が同じ立場に立った時、親への感謝の気持ちを噛み締めることはありませんか? 筆者は自分が「おばあちゃん」になったタイミングで、母のことを思い出さずにはいられませんでした。筆者のエピソードをご紹介させてください。
画像: 病弱な母。意識がなくなる前の“最期の言葉”は──高校を卒業する孫への『愛ある一言』に、グッときた

体が弱く頑固な母

私の母は体が弱く、若い頃から何度も大きな病気を患いました。
私の記憶には、すぐに寝込んでしまう母のイメージが染みついているほどです。

躾に厳しく、融通の利かなかった頑固な母。
それでも、孫が生まれると自分のことよりも孫が最優先でした。

自分の体調がすぐれないのに、私と妹の里帰り出産を喜んで受け入れて、最大限のサポートをしてくれるような人だったのです。

同居することに

孫たちはもちろんそんな『ばあば』が大好き!
週末にはいつも孫たちが実家に集合して、ワイワイとにぎやかに過ごしていました。

その後、父が他界し、私たち家族と同居することになった母。
母からお金の管理を任されていた私は、何度も母の言動に驚かされることになったのです。

金銭感覚に驚き

年金をもらっても、必要とするのは自分の医療費だけ。
「特に欲しい物はないから」と言って、孫たちの誕生日・入学・卒業などのお祝いを欠かさず、何かあると「私が出せるのなら」と、なけなしの貯金から孫たちをサポートしてくれていました。

そんなばあばの誕生日には、孫たちがいつも大好きなお花をプレゼント!
お小遣いを出し合ってプレゼントしてくれたお花を、大事そうに抱えていた母を思い出します。

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