「みんなが泣いたのに、俺だけ泣けない」と、自分の感受性に劣等感を抱き始めた小学生の息子。親である友人がかけた言葉とは……? 友人が体験談を語ってくれました。
画像: 感動アニメに「俺だけ泣けない」と不安がる息子。母が伝えた『涙の数では測れないもの』

「俺、1回も泣けなかった」息子が抱えた劣等感

先日、家族で話題のアニメ映画を観に行きました。

息子は「面白かった!」と感動しきり。

翌日の学校では、お友だちが「3回泣いた!」「5回泣いた!」と泣いた回数を競い合うように盛り上がっていたそうです。

それを聞いた息子は、帰宅後、寂しそうに私に訴えてきました。

「俺、1回も泣けなかった。何回も泣けるなんて、羨ましい」

涙が出ない自分を責める息子

私は、
「漫画で内容を知っていたからだよ」

「泣くことがすべてじゃないよ、面白かったんだから、それでいいんだよ」

と伝えましたが、息子の顔は晴れません。

「俺って感動して泣いたことがない。もしかして、心がつめたいのかな?」

と言い出し、涙を流せないことに劣等感を抱いているようでした。

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