筆者の話です。
母の代わりに親せきの法事へ出席したときのこと。
何気なく返した一言が誤解を生み、場の空気を凍らせてしまいました。
そんなつもりじゃなかったのに――。
言葉の選び方ひとつで、人との距離が変わることを痛感した出来事です。
画像: 母ならどう答えたんだろう──法事の席で、親せきを『凍り付かせてしまった一言』に「後悔しかない」

母の代わりに立った私

母が体調を崩し、急きょ私が親せきの法事に出ることになりました。
親族同士の集まりは久しぶりで、少し緊張しながらも、母の代役としてきちんと立ち回らなくてはと身が引き締まります。
親せきの中には、普段あまり顔を合わせないお嫁さんたちもいて、少しぎこちない空気の中で式が始まりました。

その一言で凍った空気

休憩の合間に、お嫁さんのひとりが私に声をかけてきました。
「おばちゃん(=筆者の母)がいたら、心強かったのに」
その言葉に私はとっさに「そうよね、うちの母は末っ子の嫁だから、立ち回りを上手に伝えられるものね」と返しました。
すると、相手の表情がふっと曇り、空気がピタリと止まったのです。
あれ? と思った瞬間、周囲の空気も微妙に変わり、胸の奥に冷たいものが走りました。

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