独身の頃の金銭感覚が抜けない夫に悩んでいた妻。結婚当初は我慢していたものの、子供を授かった後、精神的に限界がきてしまいます。今回は、浪費家の夫と結婚して後悔した話を知人から聞いてきました。
画像: 「金のムダ!」子供には習い事を諦めさせ、自分にはお金を使う夫 → 離婚を告げられた『金銭モラ夫の末路』

夫は見栄と欲求の塊

元々夫はお金をあるだけ使う人でした。見栄のために高額なブランド品を買ったり、趣味のアウトドアグッズに何十万もかけたり……。自分の欲求を満たすためのお金は惜しみません。

恥ずかしながら結婚前、たくさん高価なものを持っていた夫のことを、金持ちだと思っていました。しかし、実際は貯金など全くないことが結婚後に分かったのです。

そこでお金の使い方を改めてほしいと言ったのですが、全く改善せず。私が指摘すると機嫌を損ねてしまうので、夫の金遣いの粗さには目をつぶるようになりました。

繰り返される金銭的モラハラ

その後、娘が誕生しても夫の散財癖は変わりませんでした。それなのに、娘へのお金の掛け方に文句を言ってくるようになったのです。

小学生になり、娘がしたいと言っているバレエを習わせようとしました。そこで夫に相談したところ、「習い事に金をかけるな! どうせプロにはなれないんだろ!」とまさかの猛反対。私がお金を出すと言っても許してもらえず、娘は習い事を諦めるしかありませんでした。

それだけではありません。私が娘の服などを買ってくるたびに値札をチェックし、「それ三千円もすんの? ありえねー」などと不満を漏らすように。夫の言葉は、娘の耳にもしっかり入っていたことでしょう。

夫を捨てた私のこれから

一方、夫は自分の給与のほとんどを自分のためにつぎ込む日々。家は使いきれない物で溢れていきました。さらには自分のお金だけでは満たされなくなり、私に「金をくれ」と要求してくる始末。私はそんな夫に愛想が尽きました。

最終的に「自分は好き勝手お金を使う癖に、娘には習い事にも服にもお金をかけるなって!? いい加減にしてよ!」と言い捨て、離婚を決意。娘と実家に帰ることにしました。

金銭管理だけでなく家事もできない夫は、私がいなくなって困り果てているそうですが、そんなこと知ったことではありません。これからは今まで娘にかわいそうな思いをさせてしまった分、私がしっかり稼いで、娘を養ってきたいと思います。

【体験者:30代・女性パート、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。

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