友人Aの話です。夫は昭和気質の亭主関白タイプ。「お茶!」と言われれば体が勝手に動く日々を送ってきました。けれど近頃思うのです。あなたが亭主関白でいられるのは、私が寛容でいるから。
もしその寛容さにリミットがあるとしたら──。
画像: インフルで家族全員ダウン。先に回復した夫「腹減った、飯は?」私「みんな熱があるのに」まさかの返事が

亭主関白が「当たり前」の夫

Aの夫は、昔ながらの亭主関白タイプ。家に帰ると縦のものを横にもしません。結婚当初から「お茶!」「新聞!」といった指示は当たり前で、Aも自然に体が動くようになっていました。子どもが生まれてからも状況は変わらず、食事や家事はすべてA任せ。夫は「してもらうのが当然」という空気をまとっていたのです。

家族全員ダウンでも台所に立つ私

ある冬、夫がインフルエンザにかかりました。家族全員にうつったものの、自分だけが回復すると「腹減った、飯は?」と当然のように口にします。Aが「みんな熱があるのに」と伝えても「俺の方が高熱だったのでしんどかった」と言い張るばかり。結局、Aはふらふらしながら台所に立ち「なんで私ばかり」と胸の中でため息をつきました。熱で頭がぼんやりする中でも「夫には期待しても無駄」と諦めの気持ちがよぎり、しんどさが倍増したのです。

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