筆者の話です。
島で育った私にとって、台風は「学校が休みになるかどうか」のドキドキ要素でした。
天気予報を見ながら「警報出ろ!」と祈っていた子ども時代。
今思えば青ざめる祈りですが、それも懐かしい思い出です。
画像: 台風で休校になると「あんなに喜んでたのに(泣)」大人になった今、仕事を台風に振り回されて──!?

島暮らしと台風

私の実家は瀬戸内海にある小さな島。
島への移動手段は船しかなく、天候に左右されることが少なくありませんでした。

台風が来ると、まず気になるのは天気予報。
子どもの頃の私にとって、それが「学校が休みになるかどうか」を決める大切な情報源だったのです。

祈るように見つめた天気予報

特に「警報」が出るかどうかは最大の関心事。
「警報」の種類によっては安全面から学校が休みになることがあったからです。

朝から学校への支度そっちのけで、ニュースにかじりつきながら「出るかな、出てほしいな」と、半ば祈るような気持ちで天気図を眺めていました。
雲の動きを示すアニメーションや赤い線が画面に映るたび、まるで自分の運命が決まる合図のように思えたのです。

友達とも「今日は休みになるかもね」と盛り上がったり、自宅待機用に前日にお菓子を買いこんだり、台風接近がまるで小さなイベントのように感じられたのです。

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