不妊治療の末、子どもを授かれなかった先輩Tさん。その後離婚し、数年後再婚したのですが、すぐに妊娠が発覚し大喜び。驚くことに、元夫も再婚後に父親になっていたそうです。命の不思議と希望を感じた出来事です。
画像: 不妊治療の末に授からず、離婚。「努力が報われないと感じる時もあるけれど」元夫婦に訪れた『奇跡』とは

不妊治療の果てに

私は、結婚後3年にわたり不妊治療を続けていました。しかし努力の甲斐もなく、妊娠には至りませんでした。

検査の結果、私自身も元夫も共に不妊の傾向があることが分かり、夫婦関係は次第にぎくしゃくしていきました。
互いに責めているわけではないのに、心の距離が広がってしまったのです。
そんな日々の中で、私たちは気持ちを保てなくなり、結婚生活は終わりを迎えました。

思いがけない再会

離婚からしばらくして、私は同窓会に参加しました。
そこにはかつての恋人がいました。
懐かしい会話を重ねるうちに心が通じ合い、自然な流れで再び交際が始まりました。

その後、再会した彼と結婚。
しばらくして、妊娠が判明したのです。

あれほど不妊治療に苦しんでも授からなかった子どもが、新しいパートナーとの間にすぐに宿ったことは、驚きであり、大きな喜びでした。

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