ある特性を持つクラスメイトに、息子さんが繰り返し暴力を受けるというトラブルが発生。相手の事情を理解しつつも、わが子が傷つけられることに苦悩した親が下した決断とは? 友人が体験談を語ってくれました。
画像: 「やり返さない息子」を標的にした同級生。「もしまた殴られそうになったら」葛藤の末、母の出した『答え』は

わが子のクラスメイト

息子の小学校での出来事です。

息子のクラスには、発達障害の傾向がある、いわゆるグレーゾーンのAくんがいました。

クラスのみんなが彼を理解しようと、温かく見守って過ごしていました。

「やり返さない子」が標的に?

ある日、息子が家に帰ってくるなり「Aくんに殴られた」と言うのです。

Aくんの特性が、全ての行動の原因ではないと理解していますが、当時の私は、Aくんの状況を知っていたため、この問題にどう向き合うべきか、深く悩みました。

その日はどうにも答えが出ず、ただ話を聞くことしかできませんでした。

そして次の日も、息子は沈んだ顔で帰ってきたのです。

「A、おればっかり殴ってくるんだ」

話を聞くと、息子いわく、Aくんは「やり返さない子」を選んで手を出していると。

小柄で気の小さい息子は、彼にとって格好の標的になっているのではないかと考えていたのです。

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