「息子と一緒にできるのを楽しみにしていたのに……」
筆者の知人A子さんは、学生時代バレーボールに打ち込んでいて、いつか息子さんとバレーボールをするのが産後からの楽しみでした。そんな息子さんも大きくなり、いざ一緒にバレーボールをしたら「もういいかな」と言われてしまって──。
画像: 息子と一緒に楽しみたかったのに。バレーボールを「もうやりたくない」母が拒否されてしまったワケ

息子とバレーボールをしたい!

私は学生時代、小中高とバレーボール部に所属していて、本格的に部活動に打ち込んでいました。
息子が生まれた時にも、いつか息子とバレーボールができたらいいなと思っていました。

そして息子が小学生になり、そろそろバレーボールを始めても良さそうだと思ったので、まずは公園でバレーボールに触れることから始めたのです。

ボールに触れることに慣れてきたようだったのと、息子も「もっとやりたい!」と楽しそうだったので、次は近所の体育館に行ってネット付きのコートでやってみることに。しかしそこで、私のバレー魂に火がついてしまいました。

その体育館は、私が学生時代にバレーボールの自主練をしていた場所だったこともあり、まだフォームも安定していない息子に向かって「もっとああしろ」「ここがだめ」と、つい指導が熱くなってしまったのです。

息子のまさかの一言

すると帰り道、息子が「バレーボールはもういいかな」と一言。

「えぇぇ、もっとやろうよ!」と言っても、
「ママ厳しいし、もういいかな」と断られてしまいました。

結局その日から、バレーボールとは距離を置いています。
息子は私に指導を求めていたわけではなく、単純に私と遊びたいだけだったのだろうなと、反省しました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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