筆者の話です。
人気アーティストのコンサート帰り、臨時バスは大混雑。
熱気に包まれて息苦しい中、ふいに入ってきた風が心を救ってくれました。
画像: バスで見知らぬ乗客の“小さな親切”に「た、助かった~(泣)」車内で起きていた『ヤバい状況』とは

バス乗り場は長蛇の列

私には十数年来推しているアイドルグループがあり、年に数回遠征に出かけます。
ドームでのコンサートは何万人規模、規制退場が行われても、会場の外の混雑は相当なものでした。

コンサートが終わり、主要駅までの臨時バス乗り場へ。
そこには、同じように帰路につこうとする人たちの長蛇の列ができていました。

次々に到着するバス。
どれも乗れるだけの人を乗せて出発します。
私もようやくバスに乗り込んだものの、車内はすでにぎゅうぎゅう詰め。
立っているだけで汗がにじみ、窓ガラスはどんどん曇っていきました。

熱気に包まれる車内

バスが動き出しても、空気はこもったまま。
駅直行の臨時バスのため、停車する停留所もなく、ドアも開きません。

人と人が触れ合う距離で息苦しく、せっかくのコンサートの余韻もどこか遠のいていくようでした。体中が熱を帯び、早く駅に着いてほしいと願うばかり。
楽しさで高ぶっていた気持ちが、次第にしぼんでいくのを実感したのです。

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