私自身の体験です。
高校生の頃、吹奏楽部で部長をしていましたが、副部長との関係にずっと頭を悩ませていました。
耐えきれず、親友に相談したうえで顧問の先生に「もう辞めたいです」と涙ながらに訴えたことがあります。ところが卒業後、その出来事は先生の定番エピソードになり、OB会では今でも笑い話として語られてしまうのです。

入部したのは、ほのぼのした吹奏楽部

画像1: 入部したのは、ほのぼのした吹奏楽部
画像2: 入部したのは、ほのぼのした吹奏楽部
画像3: 入部したのは、ほのぼのした吹奏楽部
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普段泣かない私が、職員室で涙を流したあの出来事。
先生にとっては場を盛り上げる鉄板ネタでも、私にとっては思い出したくない過去なのです。
「お願いだから話題にしないで!」と心の中で叫びつつも、毎回笑顔で取り繕っています。
同じ出来事でも、人によっては笑える話にも、封印したい記憶にもなるのだと実感しました。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:fumo
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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