結婚をしたら、嫁は婚家のやり方におとなしく従うもの、というのはすでに古い考え方だと言われがちですが、いまだにそう考えている人も少なくありません。今回は古い考え方のお姑さんとあることがきっかけでトラブルに発展してしまった経験のある筆者の知人、Hさんのお話です。
画像: 同居の姑「嫁のものはウチのもの!」私の服やバッグを勝手に人にあげるなんて、、、反撃に出た結果

私物がなくなって……

当時Hさんは結婚をして3年目。

突然旦那さんのお父さんが亡くなり、旦那さんの希望でひとりになったばかりのお姑さんと旦那さんの実家で同居することになりました。

お姑さんは少し古い考え方の人で、Hさんと顔を合わせるたびに「嫁というのは婚家に従うもの」という内容のお説教をしてくるため同居は少し不安でしたが、旦那さんにどうしてもとお願いされたため、Hさんは渋々同居に応じたのでした。

同居してしばらくすると、Hさんはちょくちょく服やバッグなどの私物のなかで、決まって高級なものばかりがなくなっていることに気づきました。

「引っ越しの時にどこかにしまい込んじゃったのかな」
最初は引っ越しのバタバタで紛失してしまったと思っていたHさんでしたが、ある日お姑さんに会いに来た義妹の姿を見て真相に気づいてしまいました。

なぜなら、Hさんが失くしたと思っていた服やバッグを義妹が身に着けていたからです。
「〇〇さん(義妹)、その服とバッグ……」
「ああこれ? こないだお母さんがくれたから着てきたの、いいでしょ」
義妹が見せてくれたバッグには、Hさんに見覚えのある傷がありました。

姑の衝撃発言

「それ、私のなんです」
Hさんの言葉に義妹は驚いた様子。慌てて義妹はお姑さんの部屋に行きました。

「お母さん、この服とバッグHさんのでしょ? 勝手に人にあげたらだめじゃない」
Hさんはお姑さんの部屋の前で、義妹とお姑さんの会話を立ち聞きしてしまいました。
「何言ってるの、嫁のものはうちのもの! 私がどうこうしても文句を言える立場じゃないよ。だいたい嫁が高級品持ってるなんておかしいんだよ」
その発言を聞いたHさんは愕然。独身時代にコツコツお金を貯めて買ったものばかりだったので、旦那さんに買ってもらったものでもないのに、とふつふつ怒りがこみあげてきました。

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