突然「部活を辞めたい」と言い出した中2の息子。
理由を聞くうちに見えてきたのは、親の応援が知らぬ間に与えていた“プレッシャー”でした──。
今回は筆者の知人から聞いた、思春期の息子との向き合い方に悩んだエピソードをご紹介します。
画像: 中2息子「部活辞めたいな」えっ、どうして──母の“応援”が息子を『追い詰めていた理由』

部活を辞めたいだって!?

ある夕方、中2の息子が突然、思ってもいなかったことを口にしました。

「部活、もう辞めてもいいかな……」

小学校から続けていたバスケットボールを中学生になってからも続け、熱心に取り組んでいた息子。

毎朝早く起きて練習にも通っていたうえ、本人も楽しそうに打ち込んでいるように見えていたからこそ、急な申し出に驚きました。

「これまで楽しそうに頑張って取り組んできたじゃない!」
「一体どうして?」
と、ついつい問い詰めてしまったのです。

息子の想い

それから1分ほど、息子は黙ったままでしたが、意を決した表情でこう話してくれました。

「レギュラー争いがしんどい」
「仲間と張り合うのが辛い」
「試合には出たいけど、友達と仲良くいられなくなりそうで怖い」

ずっと1人で悩んでいたであろう葛藤をしぼり出すように話してくれた息子。

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