筆者の話です。
母は人の好物をよく覚えている人。
好きな銘柄や細かな好みまで忘れない姿に、子ども心に驚かされました。
やがて私自身も自然と同じ習慣を持つようになり、人が喜ぶ顔を見ることが何よりの楽しみになっています。
画像: ビールの銘柄まで。【人の好物を全部覚えた母】に「そこまでしなくても」→ 実は『明確な目的』があった

母は「人の好みを覚えている人」

母は、人の好物を覚えるのがとても得意でした。
近所の人の好きなビールの銘柄から、親類の「お饅頭よりお餅が好き」といった細かい好みまで頭に入っているのです。
そんな母を見て、私は「どうしてそこまで覚えられるんだろう」と不思議に感じていました。

お返しには必ず「その人の好物」を選んでいた

母は、誰かにお返しをするときや恩返しをするとき、必ずその人の好物を選んでいました。
一緒に出かけて、だれかの好物を見つけると「これ〇〇さんが好きだから買って帰ろう!」と言い出すことも。

「これならきっと喜んでくれるよ」そう言いながら買い物をする母の姿に、相手の笑顔を思い浮かべているのが伝わってきました。
私はその買い物に付き合ったり、ときにはお使いに行かされたりしていましたが、その度に「母はこうやって人を大切にしているんだ」と感じていたのです。

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