筆者の友人・K代の両親は、教育方針の違いから喧嘩が多く、K代は常に母親から父親の悪口を聞かされていました。K代はそんな母親の影響で、自分の人格形成に影響を及ぼしたと言います。そんなK代のエピソードをご紹介しましょう。
画像: ああ、虐待されてたんだ。「結婚は人生最大の失敗ね」母に“父の悪口”を聞かされ続けた私が負った『心の傷』

悪口

私の母はとても教育熱心な人でした。
父はどちらかというと私の自身のやりたいことをやれば良いというスタンス。
教育方針が徹底的に違う両親は、だんだんとうまくいかなくなりました。

母は性格のきつい人だったため、目の前で夫婦喧嘩をするのは日常茶飯事。
そのうち私に対して父の悪口を言うようになったのです。
「あのクソじじい!」「バカなんじゃないの?」「頭おかしいのよ!」
毎日のように母から聞かされる父の悪口は、徐々に私の負担になっていきました。

違和感

ある日、不思議に思った私が「お母さんはどうしてお父さんと結婚しようと思ったの?」と聞いたところ、母は吐き捨てるようにこう言いました。
「人生最大の失敗ね。自分でも何でかよくわからないわ!」
そんなに嫌なら離婚すればいいのにと思いましたが、なぜか離婚はせず、文句を言いながら一つ屋根の下で生活を続けていました。

私が自分自身に違和感を覚えたのは、20歳を過ぎたころ。
周囲の友人たちは彼氏ができた・好きな人がいるなどと、お酒の席で恋愛話をすることが多かったのですが、私はどうしても結婚や恋愛に興味が持てなかったのです。

その後、友人たちは次々に結婚。
仲の良かった友人で未婚だったのは私とR江の2人だけになってしまいました。

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