休日に友人と過ごしていると、久しく会っていない伯母から突然の電話がありました。
親族からの着信は近年、入院や訃報など良くない知らせが多く、不安が胸をよぎります。
思わず手が止まり、鼓動が早まりながら指先が冷たくなるのを感じました。

久々の電話

画像1: 久々の電話
画像2: 久々の電話
画像3: 久々の電話
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電話を切ったあとも、安心と訃報への不安が入り混じり、しばらく心臓が落ち着きませんでした。
悲しい知らせにもかかわらず安堵してしまったことに、小さな恥ずかしさも感じました。
ひさしぶりに伯母の笑顔を思い出し、疎遠になっていたことへの痛みと同時に、不安な電話に怯える前に会いに行こうという気持ちが芽生えます。
次に声を聞くときは明るく挨拶できるよう心に決めた出来事でした。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:乙野
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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