今回は、仲良しのA子さんとのランチで起きた、ちょっとした出来事をご紹介します。長年の友人との会話の中で、当たり前すぎて忘れていた大切なことに気づかされたお話です。
画像: ランチ中に「泣きそうになった」友人につい弱音を吐いた私。『温かい返し』に「ああ、また頑張れる」

楽しいランチタイムの始まり

久しぶりにB子と2人でランチをすることになりました。
子どもが小さい頃からの付き合いで、もう10年以上の仲です。
おしゃれなカフェに入り、メニューを見ながら「どれもおいしそう!」と笑い合いました。
こんな時間が持てるのは久しぶりで、私は心から楽しみにしていました。

ふと出た本音にドキッ

食事が運ばれてくると、話題は自然と子どものことや仕事のことに。
B子は昔から気遣い上手で、私が話しやすいように色々と聞いてくれます。
ついつい、最近の悩みを少しだけ打ち明けました。
「毎日バタバタで、自分のことは後回しばかりなんだよね」と。するとB子は、笑顔を崩さずに言いました。
「私も同じだよ。でも、A子はちゃんと頑張ってるじゃない。偉いよ」

気づかされた「本音で話す大切さ」

その一言を聞いた瞬間、胸の奥がじんわり温かくなりました。
私はただ弱音を吐いただけなのに、B子は否定せず、受け止めてくれたのです。
普段は当たり前のように接していたけれど、こんなふうに気持ちを認めてくれる存在って、そう多くないですよね。

これからも変わらない約束

デザートを食べながら、私はB子に言いました。
「こうやって何でも話せるのって、本当にありがたいよね」するとB子も笑って、「私もだよ。これからもずっと、こんなふうにいようね」と。
帰り道、私は改めて思いました。
長い付き合いでも、こうやって本音で話し合える関係を大切にしなきゃって。
日常に追われると忘れがちだけど、心の支えになってくれる友だちは、何よりの宝物ですね。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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