筆者の話です。
小学生の頃、母の口から「だってあの子はかわいくないもの」と言われたのを耳にして、胸が痛みました。
大人になった今も、その言葉は消えない傷跡として残っています。
画像: 母の「だって、あの子はかわいくないもの」に胸がズキン。弟と比べられる私の『葛藤』「笑顔を作っても──」

母のひとことに胸が痛んだ日

ある日、母が近所の人に話す声が耳に入りました。
「だってあの子はかわいくないもの」
弟の方が、何を言ってもかわいげがある。
「お母さん大丈夫?」と心配してくれる。
そう話しているのを聞いたのです。

かわいくないの対象が自分だとわかった瞬間、心臓をぎゅっとつかまれたような衝撃を受け、息が苦しくなるほどでした。

弟との違いに落ち込む日々

確かに私はおませで、素直に甘えたり、弟のようにかわいげを見せたりするのが苦手な子どもでした。
お手伝いは進んでやっていたつもりですが、やさしい声がけはできていなかったのかもしれません。
だからこそ「どうしたら母にかわいいと思ってもらえるのだろう」と、子どもながらに何度も考えました。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.