子供の頃、大人っぽく見られると嬉しく感じたものです。ただ、自分の年齢を信じてもらえないのは、子供にとって辛い経験になってしまうことも……。今回は知人から聞いたお話です。高身長の息子さんが、バスで悲しいトラブルにあってしまったといいます。
画像: 年齢を疑われた小5息子。バスの運転手が「中学生だろ? お母さんも嘘はいけないよ」息子が『冷静な一言』

運転手に疑われた息子

小学5年生の息子は身長160センチで、クラスで一番背が高いです。母親の私より背が高く、年上に見られることが多々あります。

そんな息子とバスに乗って、街へ出かけたときの話になります。

小学生の息子は子供料金の対象でした。しかし、バスから降りる際、60歳くらいの男性運転手から「君、中学生だろ?」と引き止められてしまったのです。

説明しても嘘つき扱い

私が「息子は小学5年生ですよ。平均より身長がだいぶ高いので、実年齢より上に見えるだけです」と説明しても、「お母さん、子供の前で嘘はいけないよ。恥ずかしいと思わないのかい?」と信じてくれませんでした。
さらに運転手の口調はどんどんと強くなっていき、「まったく信じられない」「これだから最近の親子は困る」などぶつぶつと文句を言い続けていました。

「そんな言い方しなくても」と私は内心カッとなりました。そのとき他の乗客から私たち親子に向けられた視線が、とても痛かったです。

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