筆者の友人K子。「農作業は手伝わなくていい」と言われていたのに、結婚後義母から渡されたピンクの花柄の日除け帽子と腕カバーのセット。それに長靴。結局K子の農作業デビューは強制スタートとなったのです。
画像: 「農作業は手伝わなくていい」と言われていたのに! 田植え当日、義母の『用意周到なサプライズ』に衝撃

農作業は手伝わなくていい!?

結婚前、夫の実家を訪れたときのこと。義母が「K子さんは農作業の手伝いはしなくていいからね」と言ってくれました。
都会育ちの私はホッと胸をなで下ろし、「農作業はしなくていいんだ」と安心していたのです。

結婚後の田植えの日

そして迎えた結婚後初めての田植えの日。「私はお留守番かな?」とのんきに構えていると、義母がニコニコ顔で「あなたの分、買っといたわよ」と言いながら袋を差し出してきました。

渡されたものの正体

袋の中から出てきたのは、ピンクの花柄が鮮やかな日除け帽子とおそろいの腕カバーのセット。それに新品の長靴まで!
一瞬「えっ?」と固まった私。

どうやら“手伝わなくていい”のは、あくまでも結婚前の話だったようです。
夫に助けを求めようにも知らん顔。
嫁いだばかりで「できません」とも言えず、仕方なくお手伝いすることに。

強制デビューの思い出

こうして私は、予期せぬ形で農作業デビューを果たしました。
義実家の用意周到なサプライズ?! に苦笑いしつつも、今では「ピンクの花柄セットが仲間入りのしるしだったのかも」と思うことにしています。
ちょっぴりユーモラスで忘れられない思い出です。

【体験者:50代、女性、会社員 回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。

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