赤ちゃんは何でも口に入れてしまうもの。友人の赤ちゃんがなかなか泣き止まず、小児科へ連れて行ったところ、診断は便秘でした。しかし、その原因は食べ物ではなく、まさかのもので……!?
画像: 赤ちゃんが泣き止まず小児科へ。診断結果は「便秘」でも実は → 原因は『食べ物』ではなく──!?

赤ちゃんのご機嫌が悪い日

ある日、友人が7ヶ月の赤ちゃんを連れて我が家に遊びに来ました。
普段はとても機嫌の良い子なのに、その日はなんだかグズグズ。抱っこしてもおもちゃを渡しても笑顔が戻らず、ついには泣き出してしまいました。

あの手この手であやしてみても泣き止まないので、友達は「今日は帰るね」と残念そうに帰っていきました。

小児科での診断と意外な結果

翌日、友人から電話がありました。
「昨日あまりに泣き止まないから、小児科に行ったの」とのこと。診断の結果は便秘。

でもさらに驚きの報告がありました。なんと便を調べたところ、中から“紙クズのようなもの”が出てきたというのです。
お医者様から「紙か何か口に入れたのでは?」と言われ、思い当たるフシがあった、と言うのです。

思わぬ落とし穴

前日、お菓子の箱を持たせて赤ちゃんを遊ばせていたそうです。
「危ないものじゃないし、大丈夫だと思ったのに……」と友人はショックを受けていました。まさか食べてしまうなんて想像もしていなかったのです。

しかも紙は消化できないうえに水分を吸収してしまうので、便秘の原因になりやすいのだとか。
お医者さんからは「まだ残っているかもしれないから、数日は便を観察してください」と言われたそうです。

赤ちゃんは何でも口に入れる

この話を聞いて、私もゾッとしました。赤ちゃんは“遊ぶ”より“口に入れる”のが優先。
親が「安全そう」と思って渡しても、思わぬトラブルになることがあるのですね。

友達の赤ちゃんは無事に元気を取り戻しましたが、今回の出来事は大切な教訓を残してくれました。赤ちゃんに渡すものは「必ず口に入れる」と思って選ぶこと。
たとえお菓子の箱のような身近な物でも注意が必要だと実感しました。

【体験者:50代、筆者 回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。

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