お盆やお彼岸のお墓参り。行きたくても、遠方に住んでいるなどの都合でなかなか足を運べないこともあると思います。
今回は、筆者がお墓参り中に遭遇した「その手があったか!」と思った出来事をお届けします。
画像: お墓参りで「その手があったか!」移動が大変な時は、、、令和ならではの『お参り方法』に、思わず唸った話

お墓参りにて

お彼岸に、夫方の先祖のお墓参りに行った時のこと。
墓地に着いて、少し離れたお墓には高齢の女性がお参りに来ていました。その女性は一人のはずなのに、女性のいる方向からは男性や子供など色々な声が聞こえてきます。
でも、周囲に他の人は見当たりません。

幻聴?

場所がお墓ということもあり、怪奇現象か?! と少し構えてしまいましたが......。
ちらりと目を向けると、女性がお墓に向かってスマホを掲げているのが見えました。

オンラインで繋がる

色々な声は、スマホから響いているようです。
どうやら画面の向こうには女性の親族が集まっていて、ビデオ通話で女性と話しながら、思い思いのタイミングで画面越しにお参りをしている様子でした。

スマホが普及し、気軽にビデオ通話が出来るようになった今の時代ならではのお墓参りの方法に、「その手があったか!」と感心しました。

遠方に住んでいるなどの理由でなかなか帰省できなくても、この方法ならお参りできますよね。

遠く離れていても、お彼岸の日に先祖に心を寄せた女性の親族の方々に頭が下がる思いです。

変化していく時代

これからの時代、お墓参りの方法だけでなく、いろいろなことが変化していくんだろうな、と考えさせられた出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:田辺詩織
元医療事務、コールセンター勤務の経験を持つ在宅ワーカー。文学部出身で、文章の力で人々を励ましたいという思いからライターの道へ。自身の出産を機に、育児ブログを立ち上げ、その経験を生かして執筆活動を開始。義実家や夫、ママ友との関係、乳幼児期から中学受験まで多岐にわたる子育ての悩みに寄り添い、読者が前向きになれるような記事を届けている。

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