海外チームとの会議中、英語でうまく伝わらないことに焦った私。思わず日本語で本音を言ってしまうと、何故か相手は大爆笑で──。
今回は、筆者が新人の頃に経験した、海外チームからのサプライズエピソードをご紹介します。
画像: 海外支社との英語会議。うっかり日本語で「なんて言ったらいいの!?」叫んだ本音が、先方を爆笑させたワケ

新人の頃の所属部署は、英語使用有り

私が新人の頃に所属していた部署は、海外支社とのやり取りが多い部署でした。

海外支社とのオンライン会議は英語で行うことも多いと聞いていた私は、「英語を使えるチャンス!」と意気込んでおり、会議中は率先して会話に参加していました。

海外支社との会議中、思わず日本語で本音が

ある日の海外支社とのオンライン会議で、少し込み入った話になり、私の英語力だと相手は「??」状態になってしまいました。

画面の向こう側にいる多国籍なメンバーが、私の発言を待っている。そして、私と同じ会議室にいる日本人の上司は、存在を消しているかのごとく静かに座っている。自分でどうにかしなければと思えば思うほど、どのように伝えたらいいか分からず焦った私は、

「あ~~! もう、なんて言ったらいいの!?!?」
と日本語で、心の声を口に出してしまいました。

すると、画面の向こうは大爆笑。4人くらいのメンバーでしたが、みんな大爆笑しています。
今度は私が「??」状態に。

大爆笑! そのワケは……?

すると、メンバーの1人が「大丈夫よ、落ち着いて」と日本語で話し始めたのです。
これまで英語での会話だったので私は「え、日本語話せるの!?」とびっくり。

なんでも、私が英語を頑張ろうとするので、教育も兼ねて私の英語に合わせてくれていたようです。

「私の日本語より、あなたの英語の方が上手だしね」
と言ってもらい、先輩方のサプライズに笑ってしまいました。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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