筆者の話です。
職場の飲み会帰り、上司に電車で付き添ってもらった夜。
何気ない一言から、思いがけない気遣いを知ることになりました。
画像: 飲み会帰り、付き添いの上司があえて“普通電車”を選んだワケ。『思わぬ気遣い』に「胸が温かくなった」

飲みすぎた夜、上司が付き添ってくれた

仕事終わりの飲み会が楽しくて、つい飲みすぎてしまった夜のことです。
自分ではしっかり歩いていたつもりでしたが、実際は千鳥足気味。
「旦那さんに迎えに来てもらおうか」と心配する同僚の声にも、一人で帰れる自信はありました。
しかし、途中まで同じ方向だからと、上司が電車に一緒に乗ってくれることになったのです。

快速ではなく普通電車を選んだ理由

私の最寄り駅は快速停車駅。
当然のように快速に乗ろうとしたところ、上司が「普通電車にしよう」と言いだしたのです。
「時間かかるのに……」と心の中で少し不思議に思いましたが、そのまま従うことにしました。

「こっちの方が座れるよ」と上司はやさしく声をかけ、空いた席に案内してくれました。
電車に揺られながら「少し大げさじゃないかな」と思いつつも、酔いのせいか座った途端に安心感が押し寄せました。

最寄り駅には夫が迎えに来てくれていて、上司は私を夫に引き渡すまで、黙って見届けてくれていたのです。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.