今回は、知人のA子さんにお聞きしたエピソードをご紹介します。
あるママ友と、初めてランチに出かけたA子さん。
楽しい時間になるはずが、あることがきっかけで、彼女の<本性>を垣間見てしまいます。
笑顔の下に隠されていた、彼女の裏の顔とは――。
画像: 初ランチで見た、ママ友の『裏の顔』。違う料理が運ばれてきた瞬間 → 店にいた人が凍りついたワケ

ママ友とのランチに、ワクワク

最近、幼稚園で仲良くなったママ友・B子さんと、初めて2人でランチに行くことになりました。

送り迎えのときはいつも明るく話しかけてくれ、「気さくで感じのいい人だな」と思っていた私。
少し人見知りなのでドキドキしたものの、共通の話題も多く、きっと楽しい時間になるだろうと、心が躍りました。

え!? 優しい人だと思ってたのに……

待ち合わせたのは、カジュアルな雰囲気の素敵なカフェ。
メニューを見ながら談笑し、オーダーを終えた頃には、すっかり緊張もほぐれていました。

ところがこのあと、驚くべきことが起こりました。

運ばれてきた料理が頼んだものと違っていたことで、突然B子さんの様子が豹変したのです。
「は? ふざけてんの? こんな単純なミスをするなんて、仕事ができない無能ね!」

「えっ――!?」
B子さんのあまりの剣幕に、私はびっくり。

お店の空気は凍りつき、周りのお客さんも会話をやめて、こちらに注目しています。

若い店員さんは平謝りし、落ち込んだ様子で厨房へ戻っていきました。
私はなんと言ったらいいのかわからず、ただただ苦笑いを浮かべるしかありませんでした。

苦痛の時間

食事中も、B子さんは「ああいう子って、接客向いてないよね」などと、何度も愚痴をこぼし続けました。
私は「そうだね」とも言えず、かといって反論できるほどの勇気もなく……気まずさだけを抱えながら、味のしない食事を一生懸命口に運ぶばかりでした。

とにかく早く時間が過ぎてほしい。
そう心の中で願いながら――。

あなたとは、二度と行かない

ようやく店を出て、ほっとしていると、B子さんは満面の笑みで言いました。
「今日は楽しかった! またランチ行こうね! でも、この店はもうないよね(笑)ほんと、最悪だったよ~」

――どんなお店にも、あなたとは二度と行かないわ。
B子さんの笑顔の裏に隠れた本性を垣間見てしまった私は、彼女とはそっと距離を置くことに決めたのでした。

【体験者:30代女性・パート主婦、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.