2歳の息子と公園の遊具で遊んでいると、見知らぬ兄妹が「10秒で貸せ!」と突然カウントダウンを始めて……!?
筆者が新米ママのころ、公園遊びで反省したエピソードをご紹介します。
画像: 遊具で遊ぶ幼い息子に「10秒で貸せ!」突然のカウントダウン。見知らぬ子の『さらなる暴挙』に絶句

公園でブランコ遊び

2歳の息子と公園へ行ったときの出来事です。
息子はブランコがお気に入りで、その日も小さい子向けのブランコで遊んでいました。

兄妹で10秒カウントダウン

すると、幼稚園児くらいの女の子がやってきて、
「ブランコ貸して! 10秒数えるね!」
と、突然カウントダウンを開始。

その子のお兄ちゃんらしき男の子もやってきて、
「10秒だぞ!」
と、兄妹でカウントダウンをするのです。

息子はキョトン顔。
また私も、急な展開にあっけにとられてしまいました。

あまりの出来事に思考停止

10秒カウントダウンが終わると、今度は
「降りろ!」
と、男の子が息子に砂をかけ始めました。

「え……!?」
あまりの出来事に頭が真っ白になってしまった私。するとその兄妹のママさんがやってきて、

「ほら、あっちで遊ぼう!」
と兄妹をなだめながら去ろうとしたのですが、そのとき私に向かって

「まだ小さいと、譲るのは難しいですよね」
と、あたかもこちら側が悪いような言い方をしてきたのです。

私は息子ばかりが悪いように言われるのが辛く、
「突然10秒カウントダウンを始め、次は砂をかけてきたんですけど」
と伝えると、そのママさんは

「すみません!」
と言いながら去っていきました。

知らないママさんに主張するのが初めてだったので、しばらく心臓がバクバクしていました。

公園遊びは試練の場

私はこの日の出来事をしばらく引きずっていて、

あの兄妹に「ごめんね、まだ使い始めたばっかりなんだ」とか、
息子に「あっちの滑り台も楽しそうだよ!」とか、

そのような声掛けができていたらなぁと、砂をかけられている息子の姿を思い出しては、何もできずにいたことを反省。

反省しつつ、「次回以降はこうしてみよう!」を繰り返しながら、子どもたちへの声掛けスキルは鍛えられていくのだと思います。

公園遊びは、新米ママの私にとって試練の場でした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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