筆者が大学生のころ、飲食店のホールスタッフとしてアルバイトをすることに。お酒の提供もあるレストランだったので、両親は心配していましたが、始めてみると……?
働く前は想像していなかったほどの経験をさせてもらったエピソードをご紹介します。
画像: 人見知りの私が接客のバイトに挑戦! 親に心配されたけど →『人生が変わる経験の数々』に感謝

飲食店のホールスタッフとしてアルバイト

私が大学生だったころ、飲食店のホールスタッフとして、アルバイトをすることになりました。

お酒の提供もあるレストランだったので、変にお客さんに絡まれたりしないか両親は心配していましたが、昔から家族で通っていたレストランだったのもあり、許可してくれました。

しんどいこともあったが、多くのことを学んだ期間

始めたばかりのころは、注文の取り方、料理の運び方やテーブルへの置き方等々、ホールスタッフとして覚えることが多く大変でした。また、人見知りの私にとって、初めてお会いするお客さんとコミュニケーションを取ることは想像以上にしんどかったです。

しかし、慣れてくると、食事やお酒のマナーや、お客さんのおもてなし方法など、接客業の奥深さを知ることができ楽しくなってきました。

気付けば以前ほど人見知りをしなくなり、店長から
「最初はどうなることかと思ったけど、明るくなったよね」と言ってもらえるほどに。
仕事を通じて新しい自分に出会えた感覚でした。

多くの方々と接することで、様々な価値観に触れ、自分がこれまで閉じられた世界で生きていたことを実感しました。

ここでの経験が、私の世界を変えてくれた

ここでの経験から「もっと色々な人に出会ってみたい」「もっと色々な世界に行ってみたい」と思うようになり、一人旅をしたり、語学を勉強したり、出会いを広げることを楽しむ生活に変わっていきました。

社会人になって周りとすぐに打ち解けられたのは、ここでの経験があったからだと思います。
働くことを許可してくれた両親に感謝しています。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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