仕事も家庭も回っているのに、なぜか心がすれ違っていく――。
育休復帰後、夫との連絡は業務的なLINEばかりになり、気づけば「同居する同僚」のような関係に……。
そんな私たち夫婦を変えたのは、「感謝の気持ちをLINEで伝えること」と「週末の晩酌」という、たったひとつの小さな習慣でした。
画像: 「業務連絡夫婦」を脱却! 家庭は回っているのに『埋まらない心の隙間』私たちが辿り着いた【解決策】は

すれ違い続きの毎日

育休復帰後の私は、シフト制の勤務に追われる日々。
早番の日は夫がまだ寝ているうちに出勤し、遅番の日は子どもを寝かしつけたあとに帰宅する。
夫ともまるで“すれ違いのシフト勤務”。平日は顔を合わせる時間がほとんどありませんでした。
やりとりの中心はLINE。でも、そこにあるのは「明日保育園の支度お願い」「あさイチ病院、よろしくね」など、業務連絡ばかり。
家事も育児もそれぞれがしっかり役割をこなしている。でも、なぜか胸の奥にモヤモヤとした寂しさが残っていました。
このままでいいのかな――そんな気持ちが、ふと心に浮かび始めていたのです。

「やるべきこと」は回ってるのに、足りなかったもの

育休から復帰して半年ほど経ち、ようやく生活のリズムが整ってきた頃。
ある夜、私は夫にぽつりと「なんか、寂しいんだよなあ」と伝えました。
夫も同じような気持ちを抱えていたようで、一緒に考えてくれました。
そこで始めたのが、“感謝や嬉しかったことをLINEで伝える”という、たったひとつの小さな習慣。
たとえば、「洗濯してくれてありがとう」「朝ごはん用意してくれて助かったよ」。
ほんの一言のやりとりでも、文字越しだけど、“想い”が伝わるようになっていきました。

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