妊娠すると、必ずと言っていいほど話題に上るのが赤ちゃんの性別。
筆者が妊娠中のころも、会社の上司と赤ちゃんの性別トークをしていました。
上司からのまさかの言葉に唖然としたエピソードをご紹介します。
画像: 二人目も男の子だと伝えたら、上司が爆笑!? 赤ちゃんの性別トークでの『無神経な発言』に怒り爆発!

赤ちゃんの性別トーク、信じられない上司の言葉

二人目を妊娠中のころ、当時の上司と、赤ちゃんの性別の話になりました。

取引先から本社に戻ってきた際のエレベーターの中、
「性別は分かったの?」
と聞かれたので、「男の子です」と答えると、

「上の子は?」と続けて聞かれたので、
「男の子です」と答えました。

するといきなり、
「ざんねーん!!」と大声で笑いながら言うのです。

私は信じられない思いで「は? 何がです?」と真顔で言うと、
「え~」と笑うのみ。

さっきまで一仕事終えた解放感で満たされていたはずが、
私の心は一気に暗くなりました。

上司の発言に、ショック……

その上司とは知り合って日も浅く、笑いのツボを知りませんでしたが、
「二人目も男の子で残念だね」という言葉は、無神経で失礼な発言だと思いました。
しかも、それを笑いながら言うなんて……。

「もし今の言葉をお腹の赤ちゃんが聞いていて、自分は歓迎されていないかもしれないと思ったらどうしよう」

「こんな失礼な発言をする人がいる世界は悲しいと赤ちゃんが思って、無事に生まれなかったらどうしよう」

思考停止した頭の中でぼんやりと、でも真剣に考えていました。

「無事に生まれますように」
「あなたに会えるのを楽しみにしているよ」
と、大きくなったお腹を毎日なでている私の気持ちを踏みにじられたように感じ、とてもショックでした。

産前休暇まで、上司はシャットアウト

上司の発言を受け、「笑いのツボが違いすぎる……」と思った私は、
上司を「近づいちゃいけない人」認定したのです。
エレベーターの中でスンとし、「これ以上話すことはありませんモード」になりました。

エレベーターの扉が開き、無言で自席に移動。
それから産前休暇に入るまでの約1カ月、上司とは最低限の業務連絡のみとし、一言も会話しませんでした。

今思うと大げさに反応してしまったかもしれませんが、当時は赤ちゃんを守るのに必死だったのだと思います。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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