今回は、知人のAさんにお聞きしたエピソードをご紹介します。
高校生の娘さんの周囲では、SNSをきっかけに見知らぬ人と出会い、付き合うことはもはや「当たり前」なのだそう。
中には社会人と交際するクラスメートもいて、Aさんは不安を募らせていました。
娘の安全を思うあまり、つい過干渉になってしまい――。
画像: イマドキはSNSで彼氏を作る!? 高校生の恋愛事情に不安 → 娘と大ゲンカの末、気づいた『大切なこと』

SNSで恋人をつくる高校生

娘の周りだけかもしれませんが、最近の若い子たちは、異性とSNSのDMで出会い、付き合うのが当たり前になっているそうです。

私の世代からすると、「本当かな?」と半信半疑だったので、娘から話を聞いたときは、とても驚きました。
娘の友達の多くは、インスタグラムのDMで知り合った男性と付き合っているらしく、中には相手が社会人という子もいるとのこと。

本人たちが良くとも、SNSで女子高生に声をかけ、交際に発展させる成人がいることには、やはりショックを受けてしまいました。
最悪の場合、誰かの写真を無断使用してなりすます悪い大人に、騙されてしまうことだってあるかも……。

大人の男性が素敵に見える年頃でしょうし、「うちの子は大丈夫だろうか」と、私の不安は募っていきました。

娘に「過干渉」と言われてしまい……

話を聞いてからというもの、娘の帰りがいつもより少し遅いだけで、ソワソワしてしまうように。
「SNSで見知らぬ人とつながって、危険な目に遭っているのかもしれない」と考えずにはいられないのです。

ある日、出かけている娘に「誰と会っているの?」「どこにいるの?」と帰ってくるまでメッセージを送り続け、帰宅後も「スマホを見せなさい」と詰め寄ってしまいました。

そんな私に、娘は大爆発。
「過干渉はいい加減にしてよ! 親だからって、私の行動をなんでもかんでも詮索しないで!」
「あなたのことが心配だから言っているのよ!」
私もつい感情的になってしまい、大喧嘩に発展してしまいました。

ルールは押し付けるのではなく、一緒に考える

しかし、この喧嘩が逆によかったのかもしれません。
その夜、娘のほうから「さっきは過干渉なんて言ってごめん。私の帰りが遅くて心配だったんだよね」と話しかけてきてくれたのです。

私も「心配しすぎてごめんね」と素直に謝ることができたのですが、このとき、「あぁ、先に謝ってくれる娘のほうが大人かもしれない」と感じました。

いつまでも子供だと思っていたけれど、しっかり者で人の気持ちを汲むことのできる娘を、私はもう少し信用するべきでした。

「お母さんが心配なら、SNSの使い方についてちゃんと話し合うし、危険な行動はとらないって約束するから」
娘がそう言ってくれたので、私たちは、SNSの使い方についてしっかりと話し合うことができました。

「変なアカウントはすぐにブロックすること」
「会ったことのない人とは簡単にやりとりしないこと」
「困ったときはすぐに相談すること」――。
ひとつひとつ娘と確認することができて、やっと安心することができました。

親として、ルールを押し付けるのではなく、娘と一緒に考えることが大切だったんですね。

もう少し、心配させてね

「お母さんが心配してくれてるのは、ちゃんとわかってるよ」
やっぱり、私が思っていたより、娘はずっと大人です。

高校生の子供に対して、ここまで干渉しない親御さんも多いのかもしれません。
今の時代の「普通」だと言われると、どこまで口を出したらいいのかも、たしかに悩みます。
でも、どんな時代だって、親が子を守りたいと思うのは変わらないはず。

ソファで寝落ちしてしまった娘の寝顔は、まだこんなにもあどけないのです。
あなたのことを信じるし、向き合うから、もう少し心配させてね。
あなたが大人になるまで。

【体験者:40代女性・専業主婦、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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