毎朝ギャン泣きで登園していた筆者の息子。心配でたまらなかったのですが、ある日、近所の奥さんから「園バスの中では楽しそうだったよ」と聞かされびっくり。子どもは思っているより、ずっとたくましく成長しているのかもしれません。
画像: 毎朝ギャン泣きでバスに乗る息子。1か月後 → 母の知らない意外な『裏の顔』を知り、びっくり!

泣いてばかりの登園

息子の初めての幼稚園。親子でドキドキのスタートでした。
予想通りの毎朝ギャン泣き。バスが来るまで大騒ぎです。

しかし、バスが到着すると、私とつないだ手を振りほどき、わんわん泣きながらスタスタとバスに乗り、自分の席を薄目で確認しながら座るのです。
そして、わんわん泣きながら手を振る。
どこか冷静な様子が滑稽でちょっと笑ってしまいました。

思わぬ一言

そんな日々が1か月ほど過ぎたころ、近所の奥さんから声をかけられました。
「息子さん、とっても楽しそうに幼稚園行ってるんだね〜」

え? うちの息子が?
あんなにギャン泣きで登園しているのに? と思って聞き返すと、
「園バスの中で背もたれに両手を広げてふんぞり返ってたよ。お友だちとワイワイ楽しそうだった」とのこと。

息子の裏の顔?!

信じられず、思わず先生に聞いてみました。すると、
「泣いてるのは朝の登園の時だけですよ。教室に入ったらすぐケロッとして、すごく楽しそうです」との答え。
え? なんだか拍子抜け。
ホッとしたような、可笑しいような。

子どもはちゃんと成長している

毎朝泣いてる姿しか見ていなかった私。
泣き虫の甘えん坊、人見知り……そう思っていましたが、実際の息子は、ちゃんと幼稚園という世界で、自分なりに順応し、楽しんでいたようです。

子どもって、親が思うよりずっとたくましくて、ちゃんと成長しているんですね。
毎朝の涙の裏側で、そんな強さを見せていた息子に、良い意味で裏切られた、息子が幼稚園時代の懐かしいエピソードです。

【体験者:50代、筆者 回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。

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