これは筆者の親戚・Cさんから聞いた実話です。
Cさんには4歳の孫Mちゃんがいて、可愛い孫の笑顔が見たくて、毎回たくさんのお菓子やジュースを用意していたそうです。
しかしある日、息子から思わぬひと言が……そこから気づいた“本当に大切なこと”とは?
画像: 幼い孫の喜ぶ顔を見たくて、つい──良かれと思った行動が「もうやめてほしい」息子に注意されたワケ

孫の笑顔が見たくて……

私の親戚のCさんには、4歳になるお孫さん・Mちゃんがいます。
Mちゃんは食べることが大好きで、特に甘いお菓子には目がありません。
CさんはMちゃんが遊びに来ると聞くと、ケーキやフルーツ、お菓子、ジュースなどをたくさん用意して待ちます。
「孫が喜ぶ顔が見たくてつい……」と笑顔で話すCさんにとって、それは何よりの楽しみでした。

息子からの“言いにくいひと言”

ところがある日、Cさんの息子が少し言いづらそうに話を切り出しました。
「お母さん、Mちゃんは食べすぎちゃうんだ。あの量は4歳の子には多すぎる」
実は最近、Mちゃんの体重がどんどん増えており、健康面が心配になっていたそうです。
「喜んで食べてくれるのは嬉しいけど、健康的な食事も大切だよ」と続けた息子の言葉に、Cさんははっとしたそうです。

甘やかしすぎていたかもしれない

自分が子育てをしていた頃は、栄養バランスに気を配っていたCさん。
でも孫の可愛さに負けて、つい甘やかしていた自分に気づいた瞬間でした。
Mちゃんの笑顔ばかりを優先して、肝心の健康面を見落としていたことを反省したそうです。

“喜び”と“健康”のバランスを考えるように

それ以来、Cさんは少しずつ出す量を減らし、フルーツや栄養価の高い食べ物を意識的に取り入れるようになりました。
息子夫婦とも話し合い、みんなでMちゃんの健やかな成長をサポートする体制に。
今では「ちょっと物足りないかな?」と思う量でも、Mちゃんが楽しそうに食べている様子を見ると、「これでいいんだ」と思えるそうです。

孫を想うからこそ、見えてきたこと

孫が可愛いからこそ、何でも与えてしまいたくなる気持ちもあるけれど、
本当に大切なのは、その子の“今”だけでなく“これから”を考えること。
Cさんにとって、これは大きな気づきとなりました。
今では、Mちゃんが笑顔で元気に過ごせるよう、愛情を込めて健康的な食事を準備しているそうです。

【体験者:40代女性・主婦、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

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