「ママ友ができない」と悩んだことはありませんか? 他のママたちが楽しそうに話しているのを見ると、何となく寂しい気持ちになることってありますよね。今回は筆者の知人のエピソードです。始めはママ友作りを頑張ったそうですが、途中で考え方に変化が生まれたといいます。
画像: 「ママ友が欲しい」→「いなくても大丈夫だわ」ママ友作りへの焦りが消えた『意外なきっかけ』とは

ママ友が欲しい

この春、子供が幼稚園に入園しました。引っ越してきたばかりで知り合いのいなかった私。最初は心細さを感じ、焦ってママ友を作ろうとしました。

その結果、顔を合わせれば会話する程度の知り合いはできました。正直ママ友と言える関係性なのかは微妙です。それ以上の進展はないので、一緒にランチに行ったりすることもありません。

ただ、他のママたちの中には、毎週のようにランチ会をしている人もいます。当時は、その輪の中に入るのは難しいと感じてしまい、私は一人取り残されたような気持ちになりました。

充実したママ友付き合いをしているように見えたママの悩み

入園からしばらく経ち夏を迎えた頃、同じクラスの顔見知りのママ(Aさん)が深刻そうな顔で私に話しかけてきました。

「実はママ友付き合いに悩んでいる」というのです。美人なAさんはママ友がたくさんいて、私にとっては輝かしい存在。そんな彼女の悩みとは一体……?

「最初は楽しかったけど、毎週のママ友ランチがキツい。自分の時間やお金がなくなっていく。こんなストレスを抱えるくらいなら一人の方が気楽よ」

さらに、気の合わない人がグループの中にいて、その人の自慢話を聞くのがストレスなのだといいます。

ただ、一度入ったグループを抜けるのは、今後の関係を考えると難しい。Aさんは自らがどんな行動を起こせばよいか分からず、頭を悩ませているとのことでした。

頑張らなくて大丈夫

Aさんの話を聞いて、一見華やかに見えるママ友関係には、影も潜んでいるんだなと気付きました。その後は「無理にママ友を作る必要はない」と考えるようになりました。

実際、ランチに行くママ友がいなくても困ったことはありません。幼稚園生活で何かあれば、その都度先生に聞けばいいのです。

仲の良いママ友がいないことは、決して恥ずかしいことではありません。ママ友という存在にこだわりを持っていた過去の自分に、「頑張らなくて大丈夫だよ」と伝えたいです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。

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