この春、筆者は思い切って働き方を変えました。
理由は、子どもたちが小さいうちは、そばにいる時間をもっと持ちたいと思ったから。
新しい働き方のおかげで、子どもたちと過ごす時間が増え、生活にはゆとりが生まれ、理想に近づいたはずでした。けれど、すべてが思い描いた通りにはいかなかったのです。
画像: 働き方を変えたのに「パパの方がいい」娘の言葉に心が折れた私「母親失格かも」→『夫の一言』にホロリ

「パパがいい」の一言に。

働き方を変える前は、私は完全にシフト制勤務で、時には夜遅くまで働くこともありました。
週の半分は夫が無理やり仕事をいったん切り上げて、慌ただしく迎えに行っていたほどです。

それがこの春から、私が働き方を変えたことから、平日の日中、子どもたちが父親と過ごす時間はぐっと短くなりました。
特にパパが大好きな娘は、一か月も経たないうちに「明日はパパのお迎えがいいなー」と、毎晩のように口にするようになったのです。
そのたびに、私の心に小さな棘が刺さるのを感じました。
「これでよかったのだろうか」
自分の選択を疑い始め、気づけばメンタルはずんずん落ちていきました……。

ご飯を投げる娘、叫ぶ私

そんな不安がピークに達したある夜のことです。
娘が夕飯を食べたくないと泣きながら、お皿に乗った料理を床に投げ捨てました。

「どうしてそんなことするの!!」

普段、怒鳴ることなんてほとんどなかった私が、この日ばかりは感情が抑えられず、泣きじゃくる娘を責めてしまいました。娘の怯えた顔を見て、さらに自己嫌悪に陥ります。

娘を寝かしつけた後、暗いリビングで一人ソファに沈み込みました。「私、母親失格かも」と涙が溢れてきました。

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