これは、バリバリ仕事をこなす筆者の友人A子から聞いた話です。
まさか、夏休みという響きに怯える日が来るなんて思いもしませんでした。
画像: 夏休みは学童で乗り切るはずが、、、→ 先輩ママが語る『衝撃の実態』に“小1の壁”を痛感した理由

夏休み=楽しい時間じゃなかった!? 学童生活の衝撃

私には、今年小学1年生になる子どもがいます。保育園時代は、夏休みといってもお盆休み以外はほぼ毎日登園し、いつも通りの生活を送っていました。周りも共働き家庭が多かったので、“夏休み=親である私たちの仕事が休みのタイミング”という感覚。家族で過ごせる楽しい時間だったので、特に悩んだ記憶はありませんでした。

ところが先日、一つ上の小学生ママから、まさに「小1の壁」と言うべき衝撃的な話を聞いたのです。

当たり前ではありますが、小学校は7月中旬から夏休みに突入します。そこからの約40日間、共働き家庭の子ども達は学童保育での生活が始まります。

私の子どもが通う予定の学童保育では、夏休みの間、連日の熱中症アラートでほとんど外遊びができず、水遊びもなし……。狭い室内で10時間以上過ごすことが多いとのこと。子どもたちがほとんど体を動かさずに過ごすため、40日間で体重が急増する子もいるのだとか。さらに慣れない環境での長時間の集団生活がストレスとなり、ごく一部のケースながら、夏休み明けに行き渋りをする子もいると聞き、言葉を失いました。

もちろん、全ての学童保育がそうであるわけではなく、子どもたちが安心して過ごせるよう様々な工夫をしている施設も多くあります。しかし、そんな話を聞くだけで、私は大きな不安に襲われました。

夏休みの大変さは毎朝のお弁当づくりくらいだと軽く考えていた自分が自分が甘かった、と痛感。「どうしたらいいの?!」と叫びたくなるほど、今、不安でいっぱいです。

怯えているだけではいられない! 今、模索していること

でも、このまま怯えているだけではいけないと、早速動き始めています。
先輩ママから聞いた「親戚の家にお泊り」「夏期講習を入れる」といった話を参考に現在、夫婦で相談してリモートワークを分散し、どちらかが早めに帰宅できる環境を整えている最中です。

また、何日かは習い事の短期教室や通っていた園での保育士体験を入れたり、遠方の実家に子どもだけで行ってみる計画を立てたりと、学童以外の時間が持てる選択肢を探しています。
タイミングを見て、子どもにとってしっかりとリフレッシュになる場所や時期に旅行に行くことも重要になりそうです。

同じように不安を抱える方たちへ

友人もまだ手探り……と言っているのですが、きっと同じように悩んでいる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。「小学1年生」というのは、子どもだけでなく、親である私たちも「1年生」なのだと痛感することばかり。

周りの方と情報を共有しながら、一緒にこの長すぎる夏休みを乗り越えていきましょう!

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:K.Matsubara
15年間、保育士として200組以上の親子と向き合ってきた経験を持つ専業主婦ライター。日々の連絡帳やお便りを通して培った、情景が浮かぶ文章を得意としている。
子育てや保育の現場で見てきたリアルな声、そして自身や友人知人の経験をもとに、同じように悩んだり感じたりする人々に寄り添う記事を執筆中。ママ友との関係や日々の暮らしに関するテーマも得意。読者に共感と小さなヒントを届けられるよう、心を込めて言葉を紡いでいる。

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