ママ友との関係。親しくなればお互いの家を行き来したり、一緒にお出かけしたり、楽しいこともたくさんあります。反面、距離感を誤り礼儀を欠いてしまうと……筆者の友人が巻き込まれた話です。
画像: ママ友の「お迎えヘルプ」がエスカレート!「そっちの家で預かって」図々しい要求に、我慢の限界!

ママ友との付き合い

友人C子は幼稚園に娘を通わせています。
園ではママ友と呼べるような関係の人も数人おり、それぞれ適度な距離感で付き合っていました。

ある日そのママ友の中の一人、E子さんから、
「体調が悪いから今日のお迎えをお願いしたい」
という旨のメールが届きました。

その幼稚園は園バスがないため、降園時間に保護者が園まで迎えに行き、子どもを連れて帰ります。

C子は快く引き受け、E子さんの息子を幼稚園から家まで送り届けました。

お迎えに行って! ついでに預かって!

ところがその後、お迎え要請が頻繁に来るようになり、さらに内容も、
「お迎え終わったらそっちの家で17時まで預かってくれない?」
などとエスカレートしていきました。

初めのうちはC子も、困ったときはお互い様だよね、と承諾していましたが、次第に不信感を持つように。

家庭の事情があるかもしれないけど、ちょっとお願いの頻度が高過ぎない?
私はいいように使われているだけなのでは……

度重なるお迎えと家での預かり要請に我慢の限界を迎えたC子。

ある日を境に、E子さんからの要請を全て断ることにしました。

何か事情があるなら今後は園の預かり保育を利用してほしい、とメールで自身の意志をしっかり伝えて。

さらに園で顔を合わせたときもあいさつだけしてさっとその場を離れ、距離を保つことを徹底したところ。

何事もほどほどに

E子さんからのお迎え要請は来なくなりました。

代わりに他のママがターゲットになってしまったようですが……

ほどほどの距離感って大事だな、と実感した話でした。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:田辺詩織
元医療事務、コールセンター勤務の経験を持つ在宅ワーカー。文学部出身で、文章の力で人々を励ましたいという思いからライターの道へ。自身の出産を機に、育児ブログを立ち上げ、その経験を生かして執筆活動を開始。義実家や夫、ママ友との関係、乳幼児期から中学受験まで多岐にわたる子育ての悩みに寄り添い、読者が前向きになれるような記事を届けている。

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