特典やキャンペーンで無料でもらえると多少なりともお得な気分になりますよね。しかし、人との関係性の中では、無料のものをめぐって思わぬ出来事に遭遇することもあるようです。今回は私の友人A子さんから聞いた、初めて自宅に招いたママ友の言動に衝撃を受けた話を紹介します。
画像: 「うそ、、、余った料理を!?」ママ友親子をおもてなしするも → まさかの『非常識発言』にドン引き

スイミングがきっかけでできたお友だち

A子の長男は、週1回スイミングを習っています。そこで仲良くなった他校のお友だちBくんが家に遊びに来てくれることになりました。スイミングを始めたタイミングや子どもの年齢が同じだったこともあり、A子自身もスイミングの待ち時間にはいつもBくんママと話をする仲に。何度も話す中で、人柄に安心感を覚えていたので、Bくんママも誘って自宅でランチをすることにしました。

デパ地下のお惣菜でおもてなし

当日、隣の市からわざわざ遊びに来てくれるBくん親子のために、A子は奮発してデパ地下でお惣菜を購入。足りないよりは、と思い、残ったら夜ご飯にするつもりで、少し多めに購入しました。楽しいランチタイムを過ごしていたのですが……。食事が終わろうとしていたその時、Bくんママが驚くような発言をしたのです!

Bくんママの衝撃発言

なんとBくんママは、「余ったやつ全部持って帰りたいなー! いい?(笑)」と一言。A子さんは、一瞬冗談かと思いました。しかし、Bくんママは「保存容器に入れてほしい」だの、「夫にも食べさせたい」だのと、どうやら本気で持ち帰るつもりのようです。A子さんは驚きを隠せませんでした。

A子はいわゆる「クレクレママ」に遭遇したのが今回初めてだったため、なんと言い返せばいいか分からず……。咄嗟に「えー、私大食いだからまだまだ食べられるんだよね! ごめんね」と本当はお腹がいっぱいだったのですが、自分がお金を出して用意した食事を安易に渡したくないという気持ちから無理矢理残りのお惣菜を胃の中に押し込みました。その場で波風を立てたくないという気持ちもありました。

その後も次々とお願いが続く

その後もBくんママは、引出物でもらったもののあまり使っていない食器や、庭で育てているラベンダーも譲ってほしいと言ってきました。ラベンダーは普段から他のママ友にお裾分けすることもあったのですが、これまでのやり取りから、Bくんママには安易に差し上げない方が良いと感じました。そのため、穏便に断る理由を見つけて、お渡ししませんでした。もし、次もまた子ども同士が遊びたいと言い出したら、今度は子どもさんだけ招こうと思ったA子でした。

自宅に招いたことで、相手の意外な一面が見えてしまったようですね。Bくんママはせっかく用意してくれたお惣菜を残すのは悪いと思ったのかもしれませんが、まだお互いの距離感がある中で、相手の家で出された料理を持って帰ろうとするのは、さすがにびっくりしてしまいますね。人との適切な距離感を見極めることの重要性を改めて教えてくれた経験だったようです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。

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